2022 JULY
FORMULATION:ARTICULATION

色とフォルムで、ポジティブな時代をまとう。
カラー×カラー、異素材の組み合わせ、
デザイン性に富んだ意匠性のあるフォルム……etc。
新しく明るい時代への希望や期待を込めて、
ファッションも自由なムードにシフトしつつある昨今。
〈O0u〉は、そんなポジティブに進化することへの渇望を
着やすさとベーシックの延長線上で満たすことが
ベストであると考えています。
今までの良さを生かしながら、
新しい方向へと大胆に舵を切っていくことの重要性。
そして、それをファッションの面でもトレース。
古きを愛し、柔軟に多様化していく〈O0u〉の
秋コレクション、開幕です。

Location
自由学園明日館
1921(大正10)年、羽仁もと子・吉一夫妻により
新しい教育を実現する女学校として創立。
アメリカが生んだ建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトと
その弟子の遠藤新による建築。国重要文化財。



バンドカラーシャツとタートルトップスを重ねて生まれた
“サックスブルー×イエロー”の配色が、
シンプルな着こなしに遊び心とリズム感を添えて。
リラックス感のある黒のテーパードパンツで
落ち着いた大人のスタイルへと着地。




カジュアルとフォーマルを品良く行き来する
テーラードジャケット×ラインパンツの最旬セットアップ。
経系にリサイクルポリエステル、
緯糸に中空ポリエステルを使用した“チノ見え素材”は、
ややハリのある生地感で、キレイなシルエットが出やすいのが特徴。
イージーケアでオールシーズン着用可能です。

ジレベストとスカートを活用したロング&リーンな着こなし。
リサイクルウール糸を使用したロングジレベストは、
ウールならではのニュアンスのある表面感で秋のムードを先取り。
また、軽い着心地も魅力。気温の変化に合わせて
インナーをシャツやカットソーに変えながら
レイヤリングコーデを楽しめる一枚。



ベージュ〜ブラウンのおだやかな着こなしの中に
ピンク&グリーンのビビッドな2色をポイント的に差し込んで、
いつものベーシックにスパイスを。
オーガニックコットンを主原料に使用したサロペットは
肩紐の取り外しでアレンジが叶う可変的なデザイン。


ビッグサイズのノースリーブフーディは、
あえて肩先を強調したトレンド感のあるシルエットと
サイドベルトのデザインで、快適ながらインパクト抜群。
インに合わせるアイテムで表情が変化するプレイフルな一枚。
ここではシャツ袖を覗かせて、キレイな方向に。
ボトムにはショートパンツをチョイスして、
スポーティさと抜け感をプラスするのもオススメ。
※記載のないアイテムはすべてスタイリスト私物となります。
Photo:Kyosuke Azuma
Styling:Chisato Takagi
Hair&make-up:KATO(TRON)
Composition:Urara Takahashi
Cooperation:Jiyu Gakuen Myonichikan