PEOPLE
2023.03.30 THU
MY SUSTAINABLE LIFE
#25
山賀琴子"自然体で過ごすこと"
ジュエリーブランドのクリエイティブ ディレクターやタレント、モデルとして、幅広い活躍を見せる山賀琴子さん。ひまわりのように明るくまっすぐ。ピュアな魅力を放つ彼女が自分らしく過ごすためのルールとは?
無理せずナチュラルな自分でいるために。
撮影の現場では自らがムードメーカーとして盛り上げ、ハッピーなオーラを放つ山賀琴子さん。自然体な彼女の魅力をつくる、3つのルールを伺いました。
MY RULES
・エコバック&マイボトルと一緒にお出かけ
・お気に入りを長く愛する
・働き方と考え方もサステナブルに
自分のため、地球のためにヘルシーな選択を。
ノベルティでいただく機会が多く、いくつかエコバッグを持っています。買い物に行く日は必ず持ち歩いています。いくつか持っているのですが、お気に入りはカーキ色のトートバッグ。肩紐が長く、肩にかけられるからワインのような重いものを買うときでも安心なんです。
撮影現場にはマイボトルにお気に入りのオリジナル飲料を入れて持参しています。白湯につぶした梅干しと塩昆布を入れて、お出汁のようなものをつくっています。
体を冷やさないためにも、ジムに行くときも白湯を入れて持っていきます。シンプルなデザインのボトルがお気に入りです。
“捨てる”を当たり前にしない考え方。
持っているお気に入りのアイテムたちは、どれも長く愛用しています。ファッションアイテムだと、特にシューズとバッグは質の良いものを手に入れて、メンテナンスしながら長年一緒に暮らしていきたいと思っています。
長く使っているものだと、大学一年生のときに購入した黒のショートブーツ。もう10年経ちますね。学生時代のときから変わらず、シンプルでベーシックなスタイルが好きということもあって、何年もずーっと使い続けたいものばかりなんです。
長く使い続けていると愛着が湧いて、ますます使いたくなるんですよね。いちばん長く愛用していたものは、ルームウェア。花柄のキャミソールなのですが、中学2年生のときに買ったもの(笑)。肌に直接身につけるものだから、そろそろ卒業したほうがいいんじゃないと母の助言もあり、昨年新しいものに変えたのですが、出来るだけ処分しない方法を考えたいんです。
洋服もトレンドに合わせてシルエットを変えたい、と思ったら新しいものを買うのではなく、リペアショップに持ち込んで形を変えてもらうことも。あとは姉と母とお互いの洋服を交換してクローゼットを循環させたり、似合いそうな友人やマネージャーに譲ることもあります。
自身が手掛けているアクセサリーブランドでも廃棄を出さないために受注生産という形をとっています。サステナブルを意識して、というよりも自分が普段から“捨てる”という行動が好きではなく、必要なぶんをたくさん愛するという習慣がついていたので、自然にその形を選んでいました。
その結果、環境に対して良いだけでなく、事業体制としてもサステナブルな選択ができていたんだなと感じています。
大切なのは、自分らしく続けること。
自分がやっていて前向きな気持ちにならないことをずっと続けていくのは難しいですよね。働き方に関しても同じように、ただただ忙しく働くのではなく、無理しすぎないで自分がやっていて楽しいか?を重要視しています。それと自分と一緒に働くことで、みんなもハッピーな気持ちになってほしい!と思いながら仕事をしています。
ミスコンをキッカケに芸能活動をスタートして、たくさんの経験をさせていただくなかで、自分の性格が少し変わってしまったことがあったんです。特に心を許せる家族に対してキツく当たってしまうこともあって。
所属していた事務所を退所したときに、何者でもない自分と向き合ったことで“どんな自分になりたいか?”をじっくり考える時間ができて。そんなとき、まずは自分が楽しんで、周りの方々と一緒に楽しめる環境をつくっていきたい、と思うようになったんです。
まだまだ人生という長い旅の途中ですが、無理せずナチュラルな自分でいることを意識して、自分の好きなことを広げていきたいなと思っています。
PROFILE
山賀琴子
モデル、ブランドディレクター。1995年1月23日生まれ。北海道出身。青山学院大学卒業。 2015年ミス青山グランプリに選ばれ、2016年に大手芸能プロダクションに入社、女優として活動したのち、2019年1月23日に株式会社COTOCOTOを設立。 アクセサリーブランド “ENELSIA” のクリエイティブディレクターを務める。
2020年には、Amazon Prime『BEAUTY THE BIBLE season2』に出演。 そのほかにもYouTubeやTikTokなど、新たな領域へ活動の幅を広げている。